大腸がん 統計と予防

消化器・内視鏡内科

 

大腸カメラ検査

大腸について

大腸がんは大腸にできるがんです。大腸の長さは約1.5mほどで、小腸で栄養を吸収されたあとの便の元から水分やミネラルを吸収し便をつくる働きをしています。肛門側15-20cmくらいを直腸(ちょくちょう)、その口側を結腸(けっちょう)といい、あわせたのが大腸です。

 

大腸がんの統計

2018年の統計によると、生涯のうちに日本人男性の約10人に1人、女性の約12人に1人が大腸がんにかかります。1年間で男性27098人、女性23560人の方が国内で大腸がんで死亡されており、臓器別の死亡者数では男性で第3位、女性で第1位です。

 

大腸がんの予防

大腸がんによる死亡を予防する唯一の方法は、早期にポリープをみつけ切除することです。そのために有用なのが大腸内視鏡検査です。1mくらいの長さのファイバーを肛門から挿入してポリープがないか観察してきます。

グラフにあるように大腸がんは年齢とともに死亡率が上昇するがんです。40歳を超えたら安心のためには一度大腸内視鏡検査をうけられることをお勧めします。

 

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