いぼ痔(痔核)の症状と治療

肛門外科

マイクリニック大久保名古屋院のいぼ痔(痔核)の症状と治療

いぼ痔(痔核)の症状と治療

痔には①いぼ痔(痔核)切れ痔(裂肛)痔瘻(じろう)の三種類あります。

 

今回はそのうちのいぼ痔(痔核)についてお話します。

 

 

いぼ痔(痔核)とは

マイクリニック大久保  

2020年の肛門疾患・直腸脱診療ガイドラインによると

痔核とは 肛門管内の粘膜下と肛門上皮下にある血管や結合織からなる柔らかい組織(肛門クッション)が次第に肥大化して出血や脱出などの症状を呈する状態になったものである。“ とあります。

痔核はその症状に応じて、治療を考えていくことになります。
診察時の体位や検査では明らかな所見がなくとも、

  • 排便時や歩行時・立ち仕事をしていると出てきたり、出血する

といった症状がみられることもあります。逆にこのような症状(困ったこと)がなければ治療する必要はありません。

 

 

治療方針の決め方

“私は痔だと思う”
”痔はないですか?“
と患者さんに言われることがよくあります。お悩みの症状をよくお聞きし、診察時の検査の所見を詳細にお話しして、現在のお困りの症状をいかに改善させていくかそれぞれの患者さんと相談して治療方針を決定していきます。

 

一般的な事例

一般的には、まず排便コントロールとお薬の治療で様子を見て、それでも出血や脱出が頻回であれば手術での治療を提案させていただくことが多いです。

(肛門疾患・直腸脱 診療ガイドライン2020年版)

 


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