尖圭コンジローマについて
肛門外科尖圭コンジローマについて
肛門部にできる皮膚感染症の一つ、尖圭コンジローマについてお話します。
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尖圭コンジローマとは
尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルスの接触感染によって発症する疣贅(ゆうぜい)【=いぼのこと】です。
乳頭状・鶏冠状・カリフラワー状と表現される、小さいいぼが肛門にみられます。
ときに痒みや痛みをともなうこともあります。
潜伏期間
潜伏期間は3週間から8か月といわれています。
治療
治療はクリーム・外科的切除などです。
治療後も再発のリスクは低くありません。再発難治の要因として、パートナーとのピンポン感染※があるといわれています。
※ ピンポン感染・・お互いにうつしたりうつされたりを繰り返すこと。
参考文献
八木貴博 肛門周囲の皮膚疾患 臨床外科 vo.77 no.8 , 982-985 2022
山口トキコ 外科83巻 第7号 814-818 2021