前傾姿勢で直腸を直線化
その他便秘の治療
便秘の治療においては生活習慣の改善が必要です。
大切な排便姿勢
適切な運動や食物繊維の多く含まれた食事のほかに、適切な排便姿勢があります。
直腸と肛門管の間の角度は平常時は90度ですが、排便時にしゃがむことにより、拡大し腹圧をかけるとさらに直線化し排便がうながされるしくみになっています。
( 図 標準外科学第11版 医学書院 ) |
適切な前傾姿勢が鍵
そのためには、大腿骨と椎骨の角度が35度となるような前傾姿勢が望ましいといわれています。 |
(参考文献:中島淳ら 日本内科学会雑誌106巻11号2453-2460)