嵌頓(かんとん)痔核
肛門外科嵌頓(かんとん)痔核
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嵌頓(かんとん)痔核とは
いぼ痔(内痔核)が以下のような状態をいいます。
- 脱出したままとなる
- むくんで大きくなる
- 中に血豆も作る
- 戻すことができなくなる
治療について
受診された場合は、まず痔核嵌頓整復(手で痔核をもどす手技)をこころみます。
整復できなかった場合は、お薬で様子をみることになります。痛みは1週間程度で軽快することが多く、2〜3週間後には腫れがひいてきます。
再発の少ない治療としては、腫れが軽快した時点での通常と同じ痔核根治術となります。
嵌頓時の手術は過剰な切除となることがあり、いったん腫れがひいて落ち着いてから根治術を行うことが多いです。