おしりの血豆 ―血栓性外痔核(けっせんせいがいじかく)-
肛門外科肛門に痛みのあるぽっこり・血栓性外痔核
血栓性外痔核(けっせんがいじかく)とは
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“ある日突然、肛門に痛みのあるポッコリしたのもができた”という訴えで来られる方がよくいらっしゃいます。それは血栓性外痔核(けっせんせいがいじかく)かもしれません。血栓性外痔核(けっせんせいがいじかく)とは、肛門の皮膚の下の静脈叢(じょうみゃくそう)の小さい血管がプチっとやぶれて血豆(血栓)ができてしまう病気です。この場所は痛みを感じる神経があるところで血栓により皮膚が引っ張られると痛みを感じます。時に出血を伴うこともあります。
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原因
原因は、
- 下痢便秘などによる過度ないきみ
- 飲酒
- 疲労
- 立ちっぱなし
- 座りっぱなし
- 睡眠不足
- 脱水
などのさまざまな急激な肛門のストレスです。
治療
軟膏処方 または 局所麻酔での手術
治療です。血栓は徐々に吸収されて小さくなっていくことが期待されますので、軟膏処方で経過をみることが多いです。非常に激しい痛みを伴う場合は、早期に痛みを取り除く目的で皮膚を切開して血栓をとりだす手術(血栓摘出術)をすることもあります。局所麻酔で5分くらいで終わります。