直腸脱(ちょくちょうだつ)とは?
肛門外科加齢と共に起こりうる臓器の脱出
骨盤内の臓器をささえている筋肉のことを骨盤底筋群といいますが、おもに加齢とともにこの筋肉がゆるくなることなどにより骨盤内の臓器(子宮や膀胱 直腸)が脱出することを骨盤臓器脱といいます。
直腸脱(ちょくちょうだつ)とは
肛門から直腸が 同心円状に脱出するのが直腸脱(ちょくちょうだつ)です。肛門を支える筋肉がゆるくなることや、排便時のいきみ過ぎも原因の一つと言われています。
治療には手術を
治療には手術が必要です。
手術はアプローチの仕方で,
- 経肛門的方法(肛門から操作をする方法)
- 経腹腔的方法(腹腔鏡などで腹の中から操作する方法)
にわかれます。後者の方が根治性は高いですが、麻酔等の負担が大きくなります。