シャワートイレ症候群

肛門外科

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映画でも印象に残るシャワートイレ

映画「テルマエロマエ」でローマ皇帝ハドリアヌスに仕える浴場設計技師役の阿部寛さんが現代日本にタイムスリップして、シャワートイレの気持ちよさに感動して涙するというシーンがありました。

 

 

 

おしりの洗い過ぎは注意です

“おしりが痒い”という症状で受診される方の中には 真菌(カビ)やウイルス、細菌感染、痔核、裂肛などが原因である以外に、おしりの洗いすぎや拭きすぎによる肛門皮膚のただれが原因であることもあります。過度の洗浄により本来備わっている皮膚を保護する油分がなくなり、痒くなったり感染に対する抵抗力がなくなったり、ときには痛みを伴うことがあります。これはシャワートイレ(温水便座)症候群といわれています。シャワートイレは便利で快適な反面、おしりの過度の洗いすぎや拭きすぎは気をつけたいですね。